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 第35回 大阪府チャレンジ登山大会 
2009年4月12日(日)
近鉄二上神社口駅 → P1道の駅ふたかみパーク當麻・スタート → P2竹の内峠下(大日池) → P3岩橋山 → P4大和葛城山・初級ゴール(13.6km) → P5水越峠 → P6金剛山(一の鳥居)・中級ゴール(21.1km) → P7行者杉峠 → P8南海天見駅・上級ゴール(36.0km)
全長36km RooteMap  
大阪府チャレンジ登山大会は、道の駅ふたかみパーク當麻(たいま)から南海天見駅までの全長36q、大阪府制定ダイヤモンドトレールコースを使用し、チャレンジ登山の部と山岳マラソンの部が一緒に開催される大会だ。
 募集要項
   チャレンジ登山の部   参加費2,000円 当日申し込み可 全員に参加記念Tシャツ進呈
   山岳マラソンの部    参加費3,000円 事前申し込み要 各1〜3位に賞状と盾を授与
05:00 伊丹市内の自宅を出発、宝塚ICから高速道路を乗り継ぎ、05:45に近鉄古市駅前の到着。駅前のコインパーキングに駐車し、近鉄電車に飛び乗った。
06:01発 吉野行きの普通電車はハイカーでいっぱいだ、反対方向の大阪阿倍野行き電車はガラガラなので、異様な光景だった。
06:13 近鉄二上神社口駅到着
のどかな小さな駅にハイカーが溢れた。下りホームには改札口がないので線路を渡り上りホームに向う。人数が多過ぎ改札をぬけるのに時間がかかたので、上り電車が来てしまう状態だった。
06:22
スタート会場の「道の駅ふたかみパーク」に向う。正面の山は二上山の雄岳だ。
06:30 道の駅ふたかみパーク
駐車場に設けられたスタート会場に到着。受付会場は100人を越す参加者で溢れていた。こんなに早く、こんな田舎にたくさんの人が集まったものだ。
写真をクリックしてください
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受付でもらったもの
左:
認定証(参加記録用紙)
右:
参加証(バッチ形式)
右:
参加記念のTシャツ

参加記録用紙と参加証の色は、
チャレンジ登山の部:白
山岳マラソンの部  :黄
で、識別されている。
06:51
7時にマラソンの部第1組がスタート。

06:55 P1:スタート地点
(道の駅ふたかみパーク)
チャレンジ登山の部は各自で好きな時にスタートする。私も橋下知事の挨拶の途中で、36q先のゴールを目指して、ゆっくりとスタートした。
07:14
岩屋峠に向うハイキング道。マラソンの人達に次々と抜かれる。たいしたもんだ。こっちは歩いていても汗ばんできたのに。

07:30
岩屋峠
二上山の雌岳の南側中腹にある峠だ。最初の登りで息が上がった。私と同じように小休止する人が多い。
07:30
岩屋峠から見た万葉の森、満開の桜がすばらしい。この季節のハイキングは最高だ。
07:43 P2:竹の内峠下(大日池)
最初のチェックポイントは、二上山万葉の森の駐車場の片隅に設けられていた。認定証に「P2確認」のハンコを押してもらった。
このチェックポイントでは二上山万葉の森の名物「力餅」が売られていた。
 よもぎ餅(あん入り) 100円
あかねこ餅(きなこ) 100円

記念に「よもぎ餅」を買った。やわらかい餅に包まれたあんこが甘く、少し疲れた身体にちょうどいい美味しさだった。
07:47
コイの釣り池「大日池」の横を通って次のチェックポイント「岩橋山」に向う。

08:06
なだらかな上りのアスファルト道、次に広いハイキング道(ダイヤモンドトレール)で先を急ぐ。
08:32
竹内山を過ぎると平石峠に向けて下りとなる。

08:34 
平石峠に到着
ここから岩橋山へ長い登りが始まる。
08:51
ダイトレ名物の丸太階段。登っても登っても続く丸太階段。 息が上がって足が動かなかった。さすがにマラソンの人達もここは歩いていた。

09:10
もうすぐチェックポイントのある岩橋山の山頂だ。やった〜
09:12 P3:岩橋山
2番目のチェックポイントのある
岩橋山の小さな山頂広場は、ハイカーで溢れていた。
山頂には三等三角点「葛城山1」が設置されているのだが、三角点に目を向ける人は誰もいない。
09:20
ほとんど休憩なしで、岩橋峠に向って急な丸太階段を下る。

09:23 
岩橋峠に到着
また〜丸太階段を登る。
10:33
またまた〜、目の前に長〜い階段が現れる。堪忍してぇな〜

10:54
まだ、階段を上ってます。こんなしんどいコースなのに渋滞することもなく(=休む間もなく)前進できる(前進しなければならない)。六甲縦走大会は渋滞の連続で結構休憩できたのに、この大会は自分でペース配分しなければならない。
11:03 P4:初級ゴール(葛城山)
大和葛城山頂の少し北の空地に初級ゴール地点があった。
スタートから4時間、途中の丸太階段に全体力を使い切ったようだ。
3番目のチェックポイント(初級ゴール)では、紅茶のサービスがあった。冷たい紅茶は本当にありがたく、お代わりをさせてもらった。

ここで昼食:コンビニ弁当(おむすび弁当A)390円。
休憩時間は20分、まだ疲れていたが山頂に寄り道をしたかったので頑張って腰を上げた。
11:30 (大和)葛城山頂
大阪府チャレンジ登山コースに葛城山頂は組み込まれていないが、二等三角点「篠峰山」を見るため山頂を訪れた。

三角点は、広い山頂の北側にある。南側の広場ではパラグライダーの練習が行われていた。
11:37
葛城山から見た金剛山。次のチェックポイントはあの山頂だ。

11:40
今下りてきたきた葛城山。あと1ヵ月もすればツツジが咲き乱れ、この山景色は真っ赤になる。
12:00
どこまでも続く丸太階段の下り。膝にきびし〜い。

12:10
いや〜、この下りは大変だ。丸太階段が終われば、岩場、そして滑りやすい急坂ととても走れるものじゃない。こんなコースでマラソンをするとはビックリだ。
12:21 P5:水越峠
約40分の下りを終え、やっとこさ葛城山を踏破、
水越峠に着いた。スタートから 5時間25分、予定時刻より30分ほど遅れている。
私の参加番号は1332だが、一緒にチェックしている参加者は1800番台、1900番台だ。単純計算では500人以上の人に追い抜かれていることになる。
12:26
なだらかな林道で金剛山に向う。

12:50 
「金剛の水」水飲み場
金剛生駒紀泉国定公園・金剛山から湧き出た天然水だ。冷たい天然水を補給して出発だ。
13:00
これから始まる急坂を思い、
「カヤンボ」の休憩所で靴の紐を締めなおす。

13:10
練習不足なのか、オーバーペースだったのか、足が上がらない。いやー大変だ。
13:00
急坂を登りきったところにある「
パノラマ台」から見た奈良盆地。大和三山(耳成山、畝傍山、香具山)を見渡すことができる。

13:55
また〜、丸太階段だ。もう足が上がらない。
14:02 P6:中級ゴール
(金剛山・一の鳥居)

やっと着いた中級ゴール。スタート地点から21q、7時間余りかかって、やっと着いた第6チェックポイントだ。

マラソンの部があるためか、各チェックポイントで給水を受けられるのはありがたい。
この大会のコースは、金剛山頂を通らないが、折角なのでコースアウトしてお参りしてきた。

14:08 金剛山
葛木神社

14:12 金剛山
転法輪寺
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14:15
金剛山頂の金剛山登拝回数捺印所で、3回目の捺印をもらった。あと2回で赤バッジをもらうことができる。

私の叔父さん(83才)がここに通っていたそうなので、登拝者名掲示板を確認した。なんと〜、1500回以上の欄に名前があった。よくぞ、こんなに通ったものだ。恐れ入りました。
14:40 ちはや園地を通過
小さな子供を連れたファミリーが遊んでいた。また、中級ゴールで終わる人もここで休憩をしていた。ここからはロープウェー山頂駅が近い。

15:04 
久留野峠
いよいよだ、ここから中葛城山頂まで長い丸太階段が始まる。
15:07
だめだ、足が上がらず、息が上がる。 もう少しもう少しとの思いで一段一段、丸太階段を登る。

15:15 中葛城山
広い笹野が広がる。写真は笹野の西端から撮影した。
15:20
中葛城山を過ぎると、左手に奈良県の五条市街、その向うに紀伊山地を展望できる。

15:33
尾根を伝うダイヤモンドトレール。前後の参加者が少なくなってきた。明るいうちのゴールを目指し、先を急いだ。
15:55
ダイヤモンドトレールの石柱。断面はダイヤモンドのように逆三角形になっている。

16:00 
千早峠 を通過
人も少なく、疲れもピークなので、何の思いもなく通過した。
16:32 P7:行者杉峠
最後のチェックポイントに到着。

行者杉峠の役行者の祠。無事にゴールすることをお願いして先を急いだ。
16:50 杉尾峠

ダイヤモンドトレールには所々に石板が埋められている。この石板の表面には、ダイヤモンドの逆三角形が浮き出るデザインになっている。
17:05 タンボ山山頂標示
ダイヤモンドトレールにある山頂標示。 三角点のある本当の山頂は、ここから200mほど西にある。

17:20 
西ノ行者堂
17:27 ブンタ谷分岐
ここでダイヤモンドトレールと分かれ、ブンタ谷に下り、ゴールのある南海天見駅に向う。

ゴールまでは、下り坂11.8km、一般道2.2km、合計約4qと親切な案内があった。しかし、感想としては「まだ4qもあるのか〜」だった。
17:45
ブンタ谷への急斜面をジグザグに下る。30q以上、数多くの丸太階段にいじめられた膝が悲鳴を上げていた。

18:13
急斜面を下りきると、のどかな山村風景が広がる。
18:35
八重桜並木の歩道でゴールのある天見駅に向う。ライトを点けるほどではないが、暗くなってしまった。

08:41 P8:ゴール(南海天見駅)
終わった〜。やっとこさゴールだ。
しかし、寂しいゴールだ。人影が少なく、ゴールの横断幕もない。あと30分早く、明るいうちにゴールすべきだった。
18:44 南海電鉄天見駅

天見駅18:46発なんば行き急行電車の車内。早朝の近鉄電車と違い、ガラガラで疲れ切った車内だった。
皆さん、お疲れ様でした。
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第35回大阪府チャレンジ登山大会の参加記録(1)

○認定書、スタンプマップ

○認定書の裏面
(注意事項・コース概略図)
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第35回大阪府チャレンジ登山大会の参加記録(2)

○参加記念Tシャツのロゴ

○「上級」認定書
ゴールで申し込み郵送してもらった
上級の認定書(500円)
この登山大会、なんとか時間内にゴールできたが、非常に疲れた山歩きだった。最近は里山・低山歩きばかりだったのが悪かったのか、ペース配分が悪かったのか、完走に約12時間もかかってしまった。他の参加者に比べ、特にマラソンの部の方々を考えると、鍛え方不足を考えさせられてしまった大会だった。

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